発熱するコンクリート正体ニューかまーで紹介の新建材とは

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TBS「ニューかまー」で取り上げられた発熱するコンクリート。聞き慣れないこの言葉に、「何それ?」と気になった人も多いのでは。今回はその正体にグッと近づいてみます。

出典:https://www.tbs.co.jp/newcomer_TBS/

今回番組で話題になったのが、見た目は普通なのに“熱を出す”という不思議な発熱するコンクリート。しかも、三宅健さんが思わずびっくりしたほど。

名前は聞いてもピンとこないし、番組内でもあまり詳しくは語られませんでしたよね。この記事では、気になる技術の名前や仕組み、どう使われているのかなど、今わかっていることをわかりやすくご紹介していきます。


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発熱するコンクリートとは

名前からは想像しにくい革新性

いわゆる発熱するコンクリートは、カーボンブラックなどの導電性素材を混ぜ込んで作られた導電性コンクリート。電気を流すと、なんとコンクリート自体がポカポカ温かくなるんです。

例えば雪が積もる歩道や駐車場などで、凍結を防ぐ効果があると言われています。従来のヒーターや温水パイプを埋め込むやり方とは違って、素材そのものが熱を出してくれるので、施工がラクでメンテナンスも少なめ。しかもエネルギー効率が良くて、省エネにもつながるんです。

「そんな便利なものがもうあるの?」と思った方も多いのでは。

三宅健さんが惹かれた“生きているような感覚”

放送では三宅健さんが「これ、生きてるみたい…」と驚いていましたよね。実際、ただの冷たいコンクリートと思って触ったら、じんわりと温かい。そんな不思議な体験が、視聴者にも印象深く映ったのでは。

屋敷さんのプレゼンでも、“温度のあるコンクリート”というのは視覚よりも感覚に訴えるもので、その意外性が強い印象を残したようです。

正体ニューかまーで紹介の新建材とは

技術名はec³コンクリート?開発の中心は?

この発熱するコンクリート、実はec³コンクリート(electron conducting carbon-cement based)と呼ばれる技術。開発しているのは會澤高圧コンクリートと、あの**マサチューセッツ工科大学(MIT)**なんです。

電気を通す炭素系の微粒子を使い、コンクリート自体を発熱体にしてしまう仕組み。専門的に聞こえるけど、つまりは“電気が通る温かいコンクリート”ということですね。

ちなみに、北海道のエスコンフィールドHOKKAIDOでは実際に使われていて、30%以上のエネルギー削減ができたとか。かなり現実的な技術なんです。

従来型との違い、こんなにあります

これまでのロードヒーティングでは、床の下に電熱線や温水管を埋め込むのが主流でした。でもこの技術なら、コンクリートそのものが熱源になるから、いろんな面で手間がグッと減るんです。

  • メンテナンスがラク:断線などのトラブルが起きにくい
  • 施工がスムーズ:複雑な配線が不要
  • 省エネに貢献:熱効率が高く無駄が少ない

「これからの道や施設って、全部これにした方がいいのでは…?」なんて思ってしまいますよね。

ニューかまーでの紹介と反響は?

なぜあえて「ぼかした」演出だったのか

今回の放送では、「発熱する」「生きているよう」といったワードは出たものの、肝心の技術名やメーカー名は触れられずじまいでした。

でも、逆にそれが良かったのかもしれません。視聴者の「気になる!」を引き出すには、少し足りないくらいがちょうどいいのかも。番組を見ながら「あとで調べてみよう」と思った人、かなりいたんじゃないでしょうか。

この技術、どんなところで役立つ?

実は意外と身近なところでも使えそうなんです。

  • 床暖房の新しい形として、省エネであったか
  • マンションの出入口に使えば、冬でも安心
  • 橋や坂道の滑り止めにも活用できるかも

特に雪が降る地域では、こういった設備があると安心感が違いますよね。

【まとめ】

発熱するコンクリートなんて言葉、ちょっと未来っぽくて不思議な響きですが、実はかなりリアルな技術なんです。今回の「ニューかまー」では、あえて細かい説明を避けたことで、逆に興味を引く構成になっていました。

この記事では、その裏にある技術や用途、どんな場面で活躍しているかを、今ある情報からできるだけわかりやすくお伝えしてきました。こうした新建材が少しずつ当たり前になっていけば、私たちの暮らしも着実に快適になっていきそうですね。

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