「所さんの目がテン!」で紹介された由利高原鉄道の信号システム。非電化単線を走るこの路線で、今も使われる昔ながらの安全装置が、静かな注目を集めています。
2025年7月6日放送の「所さんの目がテン!」では、由利高原鉄道で使われているアナログな信号システムにスポットが当たりました。全国でも珍しい方式で、「信号の原点」を知る貴重な機会となっています。また、放送前日の7月5日には矢島駅で体験イベントも行われ、参加者は現場の空気を肌で感じることができる構成に。この記事では、その中身をわかりやすくお届けします。
由利高原鉄道の信号システムとは?
現地で今も使われるタブレット閉塞方式
由利高原鉄道は秋田県由利本荘市を走るローカル線。非電化・単線のため、列車同士がぶつからないように通票(タブレット)を使う方式が今も現役です。矢島駅を含むいくつかの区間ではスタフ閉塞式とともに運用されていて、**「通票を持っている列車しか進入できない」**というシンプルだけど抜群に安全な仕組みが、地道に安全を守っているんです。
由利高原鉄道の新品タブレットキャリア(2万5000円)を御購入 pic.twitter.com/mqsKBcs8LX
— Gコン @C106 日曜 東6サ65b (@19743_G) March 2, 2025
次回の #目がテン は人気企画鉄道シリーズ🚃
今回は「鉄道の信号」です🚦道路の信号と何が違うの?
事故を起こさないための仕組みとは?
信号のトップメーカーで藤田大介アナが調査🔍
さらに!信号の原風景が残る
秋田県 由利高原鉄道を訪ねます!7月6日(日)あさ7:00☀️ お楽しみに!#所ジョージ pic.twitter.com/J5gAcK3Qw0
— 所さんの目がテン! (@megaten_NTV) July 3, 2025
事故を防ぐための“手渡し”の信頼性
この仕組みでは、駅員さんや運転士さんが通票を手で受け渡しします。自動化された今の時代には珍しい光景ですが、だからこそ人の確認によるミスの防止に役立っているんです。実際の様子を見ると、そのアナログさに逆に信頼感を覚える人も多いはず。
信号システムどこで体験できる?
矢島駅の見学イベント、ここが見どころ
放送の前日、2025年7月5日には矢島駅の車両基地で特別イベントが行われます。参加には事前予約とペーパークラフトの購入が必要ですが、当日は信号装置の実物を間近で見学できる貴重な機会。構内の設備や列車を自由に見て回れる内容で、親子連れにも大人気なんです。
続いて私は由利高原鉄道の矢島駅に寄り道(`・ω・´)!鳥海山ろく線の終点で、車両基地がありました👀 pic.twitter.com/4QRL1JNFQc
— tetsu (@july1st_0701) November 20, 2022
運転体験で信号を学ぶ特別プログラム
由利高原鉄道では、時期により運転体験プログラムも行われています。現役運転士による講習と模擬運転、構内見学がセットになっていて、中学生以上10,000円・小学生5,000円(昼食と保険込み)という内容。信号の動きと安全確認をリアルに体験できる、知るだけじゃない学びが詰まっています。
番組を見て気になったポイントは?「目がテン!」鉄道特集の注目どころ
藤田大介さんが伝える“信号の原風景”
鉄道ファンとしても知られる藤田大介さんが、模型を使った信号システムの再現や運転台のリアル体験を通じて、信号の仕組みを楽しく解説してくれました。鉄道に詳しくない方でも「へぇ〜」と見入ってしまう構成で、ちょっとした学びの時間になった方も多かったのではないでしょうか。
あす日曜の朝、「所さんの目がテン!」で信号機の科学を放送します!
当たり前のようにみている鉄道の信号。
実際に色の意味は?
どう安全運行を守っている?
今回は、信号機の老舗日本信号さんと秋田の由利高原鉄道さんの協力で魅力を一つにまとめました!#目がテン #日本信号 #由利高原鉄道 #鉄道 pic.twitter.com/62TxPT7g9U— 藤田 大介/日本テレビアナウンサー (@Fujita_Hakken) July 5, 2025
見落としがちな補足情報もチェック
番組内では詳しく触れられなかった施設の場所や予約方法、「どこで体験できるの?」という疑問を持った方も多かったかもしれません。この記事では、そのあたりをひとつずつ丁寧にまとめてありますので、番組を見て気になった方にもぴったりの内容です。
まとめ
由利高原鉄道では今も手渡し式の信号システムが使われていて、デジタル時代にはかえって新鮮な存在。今回の「所さんの目がテン!」では、そんな仕組みの魅力を模型と現地レポートの両方から紹介し、多くの視聴者の関心を集めました。さらに、矢島駅での見学イベントや運転体験など、実際に触れて学べるチャンスもあるのは嬉しいポイント。放送を見て「ちょっと面白そう」と思った方は、秋田旅行のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
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