熱海花火大会経済効果なぜ1回1000万が億超えに？

「1回1000万円の花火大会が、どうして億単位の経済効果に？」そんな素朴な疑問、ちょっと気になりませんか？テレビ東京の『LIFE IS MONEY』で取り上げられたこの話題を、ゆるっとわかりやすくお届けします。※本記事は放送内容を参考にまとめています。

出典：https://www.tv-tokyo.co.jp/life_money/?cx_search=program&

熱海花火大会って、実は1回開催するだけでおよそ1000万円もかかるそうです。ところが『LIFE IS MONEY』では、1回で1億7556万円、年間ではなんと26億円超の経済効果があると紹介されました。え、そんなに？と感じた方も多いはず。

その裏には、熱海ならではの“来たらついでに使いたくなる”絶妙な仕掛けがあるようで…その秘密、ちょっと一緒にのぞいてみませんか。

熱海花火大会とは？
1. 一年中楽しめる“何度でも行きたくなる花火”
2. 花火だけじゃ終わらない熱海の魅力
経済効果なぜ1回1000万が億超えに？
1. “せっかく熱海に来たなら…”が生むお金の流れ
2. 花火が呼び水になって広がる連鎖
LIFE IS MONEYで取り上げられた視点
1. 「26億円」のインパクトとその中身
2. 花火にも価格変動があるって知ってた？
日常でも“ちょっとだけ取り入れる”アイデア
【まとめ】

熱海花火大会とは？

一年中楽しめる“何度でも行きたくなる花火”

熱海花火大会は夏の風物詩と思いきや、じつは年間15回も開催されています。しかも、季節を変えて何度も行われることで、リピーターや長期滞在の観光客が増える仕組みに。ちょっとずつ違う顔を見せてくれるから、まさに“花火のサブスク”みたいな存在かもしれません。

花火だけじゃ終わらない熱海の魅力

開催日には宿泊施設が埋まり、飲食店やおみやげ屋さんも活気づきます。駅から会場への動線設計や、海辺の屋台ゾーンのようなワクワクする空間づくりも見逃せません。

「せっかく来たから寄っていこうか」という気分を自然に引き出してくれる街の仕掛けが、うまく機能しているんですね。

経済効果なぜ1回1000万が億超えに？

“せっかく熱海に来たなら…”が生むお金の流れ

宿泊費や食事代、お土産、交通費など、観光客が使うお金がぐるっと回って、1回あたり1億7556万円もの経済効果につながっているんです。

しかも、「予定になかったけど延泊しちゃおうかな」といった“気まぐれ消費”が意外と大きなインパクトになることも。ちょっとした行動が、街にとっては大きな力なんですね。

花火が呼び水になって広がる連鎖

「花火を見に来た」ことを起点に、地元グルメやイベントを楽しむ流れが自然にできているのもポイント。

最近では、有名シェフ監修の花火ディナーなんてプランも登場していて、花火が“観光の起爆剤”としてしっかり機能している様子。思い出に残る体験って、お金を惜しまず使いたくなりますもんね。

LIFE IS MONEYで取り上げられた視点

「26億円」のインパクトとその中身

番組では、年間15回の開催で26億円というインパクトのある試算が紹介されていました。その背景として、“イベントを街全体で設計している”点が強調されていました。

夏といえば #花火。画像は歌川広重の「両国納涼花火ノ図」。花火を見上げる人の姿は、今も昔も変わりません。#リサーチ・ナビ「燃料・爆発物・燃焼工学について調べる」では、花火の原料となる火薬について調べるための資料を紹介しています。https://t.co/zB0r8htvjG pic.twitter.com/D0Z7guR4K0

— 国立国会図書館　NDL (@NDLJP) August 4, 2023

ちなみに最近、EXILEのÜSAさんが熱海でイベントに参加していたこともあり、エンタメとの掛け算で盛り上がりを見せているようです。

花火にも価格変動があるって知ってた？

実は、花火の原料である火薬などは海外からの輸入に頼っているものも多く、国際情勢によって仕入れ価格が大きく左右されることも。

円安ここまで　日本の価値は
中流総崩れ
「給食が質素に？鶏モモのひき肉に安価な胸肉を混ぜるなどの工夫をしている」「原料価格高騰で日本の花火大会存続危機」「オレンジジュースが消える？」「日本の人気家電　日本で買えない？」
自民党の支持率がまだ１９％もあるなんて嘘だろ！？#報道１９３０ pic.twitter.com/dKquIHjX6P

— akiu (@a_k_i_u_) June 17, 2024