Eテレ『ザ・バックヤード』で登場した実際に使われたミニチュア。放送を見て「あれ、どこかで見た気がするけど…」と気になった方、いませんか?今回はその気になる部分をやさしく整理してみました。
出典:https://www.nhk.jp/p/ts/17NP738N5R/episode/te/KN27QXKM49/
特撮ファンにとって、実際に使われたミニチュアはただの小道具じゃありません。その背景には、作品を支えた職人の技と歴史が詰まっています。
『ザ・バックヤード』で紹介された展示の中でも、番組中で作品名やエピソードに触れられなかった部分に「どの作品のもの?」と感じた方は多いのではありませんか?
そこで今回は、展示されたミニチュアにどんな“正体”が隠れているのか、過去作品との比較や現地情報から考えていきます。
実際に使われたミニチュア 正体判明の可能性は?
展示ミニチュアはどの作品のもの?
須賀川特撮アーカイブセンターに展示されている実際に使われたミニチュアの多くは、ウルトラマンシリーズや円谷プロの代表作で使用されたものです。
けれど、展示の説明書きや番組では具体的な話数やシーンまでは触れられず、「あれってどこで見たやつ?」と戸惑う方も多いのではありませんか?
細かく観察すれば、手がかりは意外とたくさん隠れていますよ。
形状・素材・ディテールから探る出典の手がかり
たとえば、建物の屋根や壁の質感、看板の字体、ちょっとした錆び具合。こうしたディテールは意外に記憶とつながっていて、「あの街並みに似てるかも…」と映像と照らし合わせたくなるポイントです。
たとえばウルトラセブン第14話の商店街や、『怪奇大作戦』の背景セットといった実例も。それぞれの作品特有の“クセ”を読み解くと、見えてくるものがあるかもしれませんね。
特撮セット どの作品?という疑問をどう検証する?
映像資料からの照合とヒント
実際の映像を見返してみると、建物の形や窓の位置などに既視感がよみがえることがあります。
たとえば『ウルトラマンタロウ』第25話に登場した住宅街は、今回展示されたミニチュアの構造と不思議と似ていました。
あくまで推測ではありますが、「たぶんこれかも…」という発見も楽しみのひとつですよね。
番号札や付随資料の意味とは?
展示ミニチュアの中には、番号札や記号のようなものが添えられているものもあります。これが何かというと、製作時の整理番号や資料コードのようなもので、制作現場で管理されていた形跡かもしれません。
ただ、これがどの作品に対応しているかは明かされていないので、今後の調査や公式からの情報が待たれるところですね。
ミニチュアはどう見れば楽しめる?活用提案も
ミニチュアを見るコツとオススメの楽しみ方
- 細部の質感を見る:ちょっとした汚れや木材の質感から時代背景が見えてきますよ。
- 光と影を想像する:実際の撮影ではどんな光が当たっていたか、照明を想像してみるのも楽しい視点ですよね。
- 別の展示と比較する:隣り合う建物やジオラマ全体を見ると、より立体的に世界が見えてきます。
特撮好きが日常で楽しめる3つの方法
- ミニチュア制作をしてみる:工作好きな方は、100均の素材でも十分楽しめます。まずは1棟、作ってみるのはいかがですか?
- 過去のウルトラマンシリーズを見返す:背景セットに目を向けながら観ると、新しい発見があるかもしれませんよ。
- SNSで他のファンと語る:気になるミニチュアがあれば、SNSで「これ何?」と投稿してみると、思わぬ情報が集まることもあるかも。
他にも気になる?視聴者が注目しそうなポイント
塚地武雅さんの衣装にも注目?
今回ナビゲーターを務めた塚地武雅さんのTシャツも、特撮ファンなら気になるアイテムでした。番組では詳細に触れられませんでしたが、SNSでは「どこのブランド?」「販売してる?」という声が挙がるかもしれません。過去にも、彼の私物が話題になったことがありましたよね。
展示空間がまるでセットのよう
展示空間そのものがまるで“映画セット”のように演出されているのも印象的でした。
壁の色味やライティング、展示物の配置にまでこだわりが感じられ、まるで東宝スタジオの中に入り込んだかのような没入感があります。
こうした空間演出もまた、特撮の魅力のひとつですね。
【まとめ】
『ザ・バックヤード』で登場した実際に使われたミニチュアたちは、見た人の「これ何?」を自然と引き出す存在でした。
作品名の特定は難しいですが、その“わからなさ”も含めて楽しめるのが特撮の奥深さ。
展示を見ながら、あなたなりの答えを見つけてみてはいかがでしょうか。
コメント