「ザ・バックヤード」で登場するという“幻の果実”。東京農大の温室で育つそのフルーツは、一体どんな味?名前が明かされないからこそ気になる、その正体を探ってみました。
番組で紹介される果実は、かつて注目されたものの市場では見かけなくなった存在。けれど、栄養価が高くておいしいとくれば話は別。東京農大が再びその価値を見出し、改良・研究を続けているという話題に注目が集まっています。
名前は伏せられていますが、ヒントをつなぎ合わせると「ペピーノ」の可能性が濃厚。そもそもなぜ今になって再評価?その背景には、食を見直す動きや懐かしさを求める気分も関係していそうです。
東京農大ってどんな場所?
目立たないけど、すごい研究がいっぱい
名前の響きから派手な農業体験を想像するかもしれませんが、東京農大は日々コツコツと研究を積み重ねる現場。果物や野菜、発酵食品まで幅広く、温室での育成実験や栄養価の分析など、見えないところで暮らしを支える技術が育てられています。
今なぜ“昔の果実”に注目?
昔はあったけど、気づけば消えていた果物ってありますよね。東京農大では、そんな“忘れられた実”たちに新しい可能性を見出し、再び世に送り出すための研究が行われています。単なる懐かしさだけでなく、未来の選択肢としての面白さもあるんです。
幻の実ってどんな果物?
名前を伏せるのにはワケがある?
番組ではあえてその果実の名前を出さない構成。視聴者の想像力をかき立てるためなのか、それとも「まだ名前を出す段階じゃない」くらいの希少な品種なのか。ちょっとした演出にも思えますが、それが逆に興味を引くんですよね。
有力候補「ペピーノ」って?
今のところ有力候補とされているのが「ペピーノ」。南米原産で、見た目はうっすら黄色に紫のしま模様が入った楕円形。1980年代に一瞬ブームになったものの、今ではほとんど見かけません。実は最近、東京農大で改良研究が進んでいるという話もちらほら。
うちで採れたペピーノという謎の果物(野菜か?)と、市場で見つけたハニービートというプラム。
ペピーノは薄いメロンみたいな感じで想像より美味しかった。
ハニービートは凄まじくジューシーで最高。 pic.twitter.com/IqjTftEKyq— きりん (@kubinagaiy) July 5, 2025
味や食感の驚きとは?
フォークを入れると“さくっ”…その瞬間が楽しい
「ペピーノ」を一口食べた時、まず感じるのがその軽やかな食感。フォークを刺したときの“さくっ”という音とともに、ほんのり香るメロンや洋ナシっぽい甘さがふわっと広がります。強烈なインパクトではないけれど、逆にそれがクセになる、そんなフルーツなんです。
調香師(パフューマー)
ハラハラしながら見守った
ペピーノメロンに似た風味を 生食で…
楽しみに待った甲斐あり
そろそろ 食べ頃のようです#森田洋子 #ペピーノ #野菜 pic.twitter.com/8vVLsbmB2Y— 森田洋子「調香師の扉」bot (@perfumer1208) July 5, 2025
実は、甘いだけじゃない万能選手
果物=デザートという印象が強いですが、ペピーノは違います。サラダや漬物、ちょっとした炒め物にも合うんです。ほんのりした甘みが邪魔せず、料理のアクセントにちょうどいい。こんな使い方ができるからこそ、再注目されているのかもしれませんね。
なぜ今、再評価されているの?
- 食品ロス削減やサステナブル志向が高まり、今まで捨てられていたような食材が見直されている
- ユニークな見た目や香りが、SNSなどでシェアされやすくなっている
- 地元農産物の再ブランディングの一環として、東京農大のような研究機関が注目されている
正直、「そんな果物あるんだ?」と話題になるだけでも楽しいですよね。ちょっとした小ネタにもなるし、“人とは違う果物知ってる感”がくすぐられる気がします。
日常にどう取り入れる?
- 朝食プレートに1~2切れそっと添えるだけで、ちょっとした気分転換に
- カットしてヨーグルトにのせれば、見た目も味も爽やかな一品に
- 薄くスライスして冷たいパスタに合わせると、意外な組み合わせがクセになる
見かけたときにすぐ買わなくても、「これ知ってる!」って思えるだけでも得した気分になりますよ。
【まとめ】
今回の“幻の果実”、名前は伏せられたままですが、情報をつなぎ合わせていくと「ペピーノ」の可能性が高まってきます。独特な食感や香り、料理への使いやすさなど、ただのレアな果物というだけではない魅力があるんですよね。
東京農大の研究が進める果実改良の現場には、“昔の価値を今の視点で見直す”という深いテーマも。そうした背景を知ると、果物ひとつにもストーリーが見えてきます。次にスーパーで見かけたら、手に取ってみたくなりそうです。
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