「地下ダムって、どこにあるの?」そんなふうに気になった方、多いと思います。テレビの画面を見ているだけだと、正直よくわからないんですよね。
特に今回のテーマは放送前の情報に基づいていますが、事前に仕組みや場所を知っておくと、番組を見るときも「なるほど!」と感じやすくなりますよ。
宮古島って、実は川がほとんど無いんです。水がどこに行ってるかというと、**サンゴ由来の地層「琉球石灰岩」**にすぐ吸い込まれてしまうんですね。
そんな環境のなかで、地下にダムを作って水をためるというアイデアが生まれたのがすごいところ。実際に行ったら見えるわけじゃないのに、その存在感がすごいんです。
「地上に何もない場所で、どうやって水を管理してるの?」と気になった人、この記事で一緒に見ていきましょう。
宮古島地下ダムどこにある?
所在地は「福里地区」地下に広がる巨大構造
この宮古島地下ダムがあるのは、島の城辺地域の福里(ふくさと)地区。といっても、目印になるような「ダムの入口」みたいなものはなくて、すべては地下の中。
特に有名なのが福里ダム。福里断層と皆福断層に囲まれた地下谷に、厚さ0.5mのコンクリート壁が地下20m以上に渡って設置されてるそうです。見えないところでこんな構造があるなんて、ちょっとロマンありますよね~。
アクセスのヒントは「地下ダム資料館」
実際にその地下構造を目で見ることはできませんが、宮古島市地下ダム資料館なら、かなり詳しく知ることができます。
場所は「城辺字福里1645-8」。空港からは車で25分くらい。バスを使う場合は「福里」バス停で降りて、そこから案内板に従って徒歩約5分です。
宮古島地下ダム見学可能か?
見学は資料館がメイン
ダムそのものを直接見ることはできませんが、資料館の展示がとにかくわかりやすいんです。
たとえば:

- 10分の1の断面模型
- 断層の構造を再現した展示
- スタッフの解説でより深い理解ができる
なんとなく難しそうと思ってた人でも、「あっ、こういうことだったのか!」と腑に落ちるはずです。
入館料や時間は?気軽に寄れる感じ?
- 開館時間:9:00~17:00(※月曜・年末年始休館)
- 料金:一般330円、高校・大学生220円、小中学生110円
- 注意:館内撮影禁止
- ダムカード:受付で貰いましょう!福里地下ダム、皆福地下ダム、砂川ダムの3か所のダムカードどれが貰えるかな?
- ガイド:学芸員さんのガイドをお願いしてみたら良いかも!
ふらっと立ち寄るのにもぴったりな場所。観光のついでにサッと行けるのが嬉しいポイントです。
資料館の見学が終了したら忘れずにダムカードを受付で、隣接の関連施設水位水質関連施設(福里地下ダムの止水壁+地下水)を見れるスポットがありますので是非!

地下ダムの一部を掘り込み水の質・温度・水位などを測定する場所なので、ダムを直接見れなくても、ここでなら直接水を見ながら地下ダムを想像できますよ!

宮古島地下ダムの話題の構造とは
断層×地下谷×止水壁という組み合わせ
このダムの仕組み、ちょっとワクワクします。
- 水を通しやすい琉球石灰岩
- 水を通さない島尻層泥岩
- 地下20mに埋め込まれた厚さ0.5mの止水壁
自然が作った断層と地下谷をうまく活用して、まるで見えない貯水池を地下に作っているんですよ。
副ダムやポンプも活躍中
さらにすごいのが、漏水防止の副ダムが両側に設置されている点。そして、水は必要に応じて井戸やポンプでくみ上げて農業などに使われているとのこと。
「川がない島でどうやって農業するの?」という疑問にも、しっかり応えてくれる技術なんですね。
活用アイデア3選(ちょっとしたヒント)
- 旅行のネタに:「ねえ知ってる? 宮古島って地下にダムあるんだって」と話せば注目されるかも。
- 家族旅行でプチ社会見学:展示が分かりやすくて、お子さんも興味を持てる内容なんですよ。
- SNSに映えるマニアック投稿:資料館の模型や解説板は、意外と写真映えします、お試しあれ。
リスクと注意点
- 資料館は月曜と年末年始はお休みなので要チェックです。
- 「現地に行けば何か見える」と思って行くと、地表には何もありません(資料館で学ぶのが中心です)。
- この記事は放送前時点での情報に基づいているため、内容が一部変更される可能性もありますのでご承知下さいね。
まとめ
宮古島地下ダムは、普段目にすることのない場所にあるけれど、暮らしに深く関わる大切な仕組みです。
「見えないけど、確かに存在している」。その感覚を知るだけでも、宮古島の旅はちょっと奥深くなりそうですよね。
検索してくれた方が「知りたかったこと、ちゃんとわかった」と思える記事になっていたら嬉しいです。
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