「焼きそばで赤字脱却!?」そんな驚きの企画がTBS「それって実際どうなの会」で放送され、話題となっています。今回スポットが当たった団子屋の再生劇、あなたはもうチェックしましたか?
今回の番組では、赤字続きだった老舗の団子屋が「焼きそば」を販売することで黒字化を目指すという大胆なチャレンジが紹介されました。注目を集めたのは、東京都板橋区にある「伊勢屋餅菓子店」。実際の販売現場での売上、行列の有無、そして驚きの黒字額が明かされ、視聴者の注目を集めています。実店舗の奮闘を通して、飲食業界のリアルや“意外な成功の鍵”に迫ります。
焼きそばで黒字達成!団子屋の意外な一手とは?
店名は「伊勢屋餅菓子店」
番組で紹介されたのは、東京都板橋区の「伊勢屋餅菓子店」。地域に根ざした和菓子屋さんとして長年営業を続けてきましたが、近年は赤字続き。そんな中、「焼きそば販売で黒字転換を目指す」という企画に挑戦したのです。
大山ハッピーロード商店街[伊勢屋餅菓子店]おにぎりの明太子130円、天むす150円、唐揚げ、茶めし、五目稲荷、各110円。陳列棚内では海苔が巻いておらず、注文受けて取り出してから揚げ物系は巻いてくれ、他は海苔を付けてくれます。五目稲荷はクルミを細かく切ったの入ってて食感にアクセント。旨し! pic.twitter.com/QHCaF7DwhU
— 木枯し羅紋次郎 (@ultra696twist) September 28, 2023
商店街の立地を活かした戦略
伊勢屋が位置する「ハッピーロード大山商店街」は、平日でもにぎわう活気ある商店街。ここで屋台形式の焼きそばを展開したところ、自然と人が集まり、行列ができるほどの盛況ぶりに。まさに立地の利を最大限に活かした作戦と言えるでしょう。
ハッピーロード大山商店街
東武東上線大山駅を出て、約560mに及ぶアーケード型の商店街
1978年に誕生した昔ながらの商店街で、個人商店のお店が多いこういう商店街は近年希少になりつつあるので、今後も遺してほしいと思う pic.twitter.com/y1plYP3Gkp
— チャンピオン シロナ (@AP35UK) June 28, 2025
驚きの結果に!焼きそば屋台の実力
1日50食超え、売上3万円!
検証の結果、焼きそばは1日で50食以上売れ、売上は約3万円に達しました。原価や人件費を差し引いても、十分な黒字を記録。味へのこだわりもあり、モチモチ食感の麺と香ばしいソースが好評でした。
出典:TBS
他メニューの黒字化挑戦も続く
伊勢屋ではこれまでも、おにぎり・おでん・中華まんなどで黒字化を目指す取り組みを行っており、今回の焼きそばはその集大成とも言える挑戦。続けてきた努力が少しずつ実を結んでいるように感じます。
商店街の希望になった老舗の挑戦
若者にも支持される挑戦
焼きそば屋台には若いお客さんの姿も多く、老舗の挑戦が世代を超えて共感を呼んでいる様子が印象的でした。新しい試みを取り入れる柔軟さこそ、時代を超えて愛される店の条件なのかもしれません。
地域に支えられた成功
「また来たよ」と声をかける常連さん、テレビを観て足を運んだ来訪者──。伊勢屋の成功は、単なる商品力ではなく、地元とのつながりあってこそのもの。応援したくなる店、それがこの店の最大の魅力なのかもしれません。
まとめ
焼きそばで団子屋が黒字化を果たすという企画は、奇抜なようでいて、実は本質的な商売の知恵が詰まっていました。
東京都板橋区の「伊勢屋餅菓子店」は、焼きそばという誰もが親しむ定番メニューを使い、商店街の立地や地域の応援を最大限に活かした形で成果を上げたのです。
老舗和菓子屋が挑んだ新しい一手は、時代や世代を越えて共鳴を生んでいます。これからの商店街や個人商店にとっても、大きなヒントになる取り組みだったのではないでしょうか。
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