大阪かすうどんの“かす”って何？ご当地めし総選挙でも伏せられた謎に迫る

※この記事は2025年5月5日放送予定の「今、行って食べたい！日本のご当地めし総選挙」をもとに構成しています。

放送前のため一部に推測を含みますが、できるだけ丁寧にわかりやすくお届けしますね。

出典：https://www.tv-asahi.co.jp/gotoutimeshi_sousenkyo/

「大阪かすうどん」という名前を聞いたとき、「かすって何のこと？」とちょっと気になりませんでしたか？このメニュー、関西では有名でも、他の地域ではなじみが薄いかもしれません。

「ご当地めし総選挙」に登場しても、名前だけ紹介されて詳しい説明が無いと、「結局何だったの？」とモヤッとする人もいそうです。

そこで今回は、その“かす”の正体やルーツを、できるだけ楽しく、やさしい言葉でご紹介します。

大阪かすうどんとは？ “かす”って何？

「大阪かすうどん」の“かす”って、じつは牛の小腸をカリッと揚げた「油かす」のことなんです。大阪の南河内エリアを中心に親しまれてきたご当地グルメで、見た目はホルモンっぽいけれど、食べてみるとびっくりするほどコクがあってまろやか。

外はカリカリ、中はプルっとしていて、まるで出汁の味わいを底上げする隠し味のような存在。

大阪の八尾にて
かすうどん専門店えびすの特選をいただきました。
この厚みの油かすは関東ではなかなか出会えない… pic.twitter.com/pvzovHZIe0

— 萩風さん (@hagikazesan) March 29, 2021

番組を見たあとで「かすって結局何だったの？」と思った方、この記事がヒントになるかもしれません。

“油かす”はもともと、牛ホルモンから油を取ったあとに残る副産物。それを無駄なく使おうという発想が、大阪ならではの“もったいない精神”なんです。

食肉加工が盛んな八尾市や南河内エリアでは、昔からこの「かす」を料理に取り入れていて、家庭でもよく食べられてきました。

最近ではミシュラン掲載店や有名店でも登場し、ケンドーコバヤシさんがテレビで「大阪のソウルフードや！」と語ったことでも話題になりましたよね。地元に根付いた味なんですね～♪

「ご当地めし総選挙」みたいな番組では、テンポよく次々に料理が紹介されるので、由来や背景まではなかなか触れられないこともありますよね。

特に“かす”のようにちょっとクセのある名前だと、「これって何？」と疑問に思ってもそのままスルーされちゃうパターンもありかもしれませんよね。

でも実は、こういう“説明されなかった部分”こそが調べたくなるきっかけなんですよね。

「名前だけ知ってるけど、どういう食べ物？」「材料は？」「どこで食べられるの？」といった小さな疑問が、自然とネット検索へとつながっていきませんか。

大阪かすうどんは、まさにその“気になるネーミング”が魅力の一つなのかもしれませんね。

現地で食べるなら：本場の味を楽しむなら、大阪・八尾市の専門店が一押し。揚げたてのかすが出汁にとろけて、心まで温まります。
お取り寄せでおうちごはん：冷凍のかすうどんセットが通販で買えるので、家でも簡単に再現できます。ちょっとしたごちそう感も味わえますよ。
アレンジレシピもおすすめ：かすをチャーハンやお味噌汁に入れてみると、驚くほどコクがアップ！身近な料理がワンランク上になります。

代表的な専門店を挙げておきますね！
「かすうどん専門店えびす」、八尾市南亀井町にある老舗のかすうどん専門店です。
創業20年以上、テレビや雑誌でもたびたび紹介される人気店で、地元民はもちろん遠方からのファンも多いのが特徴ですよ♪
カリカリ＆ぷるぷる食感の油かすがたっぷり入った本格かすうどんが評判で、シンプルながら中毒性のある味わいが支持されてま～す。
勿論駐車場もあって、ランチやディナーに気軽に立ち寄れる点も魅力なんですよ。
名代かすうどんなが田近鉄八尾店、KASUYA 八尾久宝寺店なども有名です！