遭難船を引き寄せる島名前は?12年漂着の男とその島を世界の何だコレが公開

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2025年5月放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』で、“遭難船が引き寄せられる島”と“12年漂着した男性”の物語が紹介される予定です。地名や名前が伏せられているだけに、「これ誰の話なの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

出典:https://www.fujitv.co.jp/sekainonandakore/


番組が取り上げるのは、江戸時代に実際にあった驚きの漂流体験。日本近海にある無人島に何隻もの遭難船が流れ着いたと言われています。

そのひとつに乗っていたのが、野村長平さん。彼はなんと12年4か月もその島で生き延びたのです。

今回は、番組であえて伏せられた「島の名前」や「人物の正体」を、史実をもとにやさしく解き明かしていきます。


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遭難船を引き寄せる島名前は?

鳥島という地名が関連する可能性

今回の“恐怖の島”として浮かび上がるのが、伊豆諸島にある火山島「鳥島(とりしま)」。実はここ、昔から何度も遭難船が流れ着いていた場所なんです。

アホウドリの繁殖地としても知られていますが、人が暮らすには厳しすぎる自然環境。そんな場所で長年生き延びるなんて…それだけで物語になりますよね。

番組紹介と鳥島の一致点

番組予告では、「多くの遭難船が引き寄せられる」「12年後に生還した人物」といったキーワードが登場します。

このヒント、実は野村長平さんの実話とぴったり重なるんです。1785年、永徳丸という船が遭難して鳥島に漂着。そこから12年超のサバイバルが始まったのでした。


12年漂着の男とその島

野村長平さんとは誰か?

野村長平さんは、今の高知県にあたる土佐国の出身。船が嵐に巻き込まれて鳥島に漂着し、当初は仲間たちもいたそうですが、次第に命を落としていき、気づけば野村長平さんだけが島に残されていたといいます。食べるものといえばアホウドリや魚、海藻…。

自分だったらどうやって乗り切るか、想像してみたくなりませんか?

生還後の歩みと伝承

その後、別の遭難船で漂着した人たちと協力して、なんと船を手作りし脱出!青ヶ島・八丈島を経て江戸へ、そしてふるさとの土佐へ戻ったというのです。

まるで映画のような展開ですよね。彼は「無人島長平」として語り部になりましたが、静かに暮らしを続けたそうです。ちなみにこの話、のちに小説『漂流』にもなっているんですよ。


ジョン万次郎さんとの比較で見えるもの

2人の違いに気づくと面白い

もうひとり、鳥島と深い関わりをもつ人物がいます。それがジョン万次郎さん(中浜万次郎)。同じ土佐出身、同じく鳥島に漂着

ただし彼は14歳の少年で、島での生活は約5か月間。その後アメリカの捕鯨船に救助され、なんと海外留学を経て、外交顧問にまでなった方です。

対する野村長平さんは、成人男性として12年超のサバイバルを経て、自力で帰還。派手さはありませんが、生きる力の凄まじさでは負けていないのかもしれませんよね。

どちらの生き方も、時代を超えて胸に響きますね。


この話題を日常でどう活かせる?

  • 防災の教材として:水や食料がなくてもどう工夫するか、想像するだけでも参考になります。
  • 子どもとの学びに:自由研究にするなら「12年間のサバイバル飯」なんてテーマも面白そうです。
  • 名もなき偉人を知るきっかけに:有名じゃなくても、すごい人がいたんだなと思える話は、人の心をあたためてくれますね。

【まとめ】

遭難船にまつわる数ある実話の中でも、野村長平さんの12年間の記録は、じっくり味わいたい深い物語でした。

番組で語られなかった部分にこそ、知る喜びがあります。今こそ再発見のタイミングかもしれません。

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