松木信賢移動手術車と外猫問題おとな時間で話題に

トレンドニュース

※この記事は放送前の情報に基づいて構成されています。番組の実際の内容とは一部異なる可能性がある点をご了承ください。

出典:https://www.nhk.jp/p/otonajikan/ts/NY6K8L6ZL4/


松木信賢さんという名前を、初めて聞いたという方も多いかもしれません。でも、「野良猫ってこのままでいいのかな?」とモヤモヤしたことがあるなら、きっと今回の話題は他人事じゃないはずです。

2025年8月1日放送予定のNHK Eテレ「おとな時間研究所」では、そんな猫との関わりに正面から向き合っている松木信賢さんの活動が特集される予定です。キーワードは、聞きなれないけど奥が深い「動物移動手術車」。今日はその活動の中身や、外猫との付き合い方について、一緒に見ていきませんか?


スポンサーリンク
スポンサーリンク

松木信賢移動手術車(不妊手術で街の空気が変わる?)

松木信賢さんは、長野県を中心に活動している獣医師。特に注目されているのが、全国でも珍しい「動物移動手術車」を使った現地での不妊去勢手術です。

この手術車、実は本格的な医療機材がギッシリ詰まっていて、麻酔器滅菌機生体情報モニターまで完備された、いわば“走る動物病院”。しかも、衛生基準を満たした8ナンバー登録の医療防疫車なんです。

「病院に連れていくのも一苦労…」そんな声に応えるこの取り組み。住民の手間を減らし、猫のストレスも最小限に。だからこそ、多くの地域で頼りにされているのも納得です。


外猫問題!(TNRって、意外と知られてない?)

TNRってなに?」と感じた方へ。

  • T:Trap(捕獲)
  • N:Neuter(不妊・去勢手術)
  • R:Return(元の場所に戻す)

この3つの流れで外猫を管理するのがTNRです。

松木信賢さんはこの活動をずっと現場で続けてきた方で、これまでに手術をした猫の数はなんと2,100頭以上!この数字、聞いてびっくりした方もいるのでは。

さらに注目すべきは、ただ手術するだけじゃなくて、地域住民や自治体と連携しながら、猫との共生のあり方そのものを提案している点なんです。


地域猫が“迷惑”から“仲間”へ変わる3つの理由

  1. 生活の質が上がるから:発情期の鳴き声、ケンカ、マーキングが減ると、夜ぐっすり眠れるようになったという人も。
  2. 近所付き合いが生まれるから:猫のために集まる活動で、普段は話さなかったご近所さんとも自然に会話が生まれたり。
  3. 時代の流れに合っているから:動物福祉やSDGsへの関心が高まる中で、「排除より共生」という考え方が広がっているんです。

例えば高知県では、不妊手術の普及によって殺処分数が88%減という驚くべき成果も出ています。


こんなふうに、あなたも関われる

「でも自分には何もできないし…」って思っていませんか?実はそんなことないんです。

たとえば:

  • 地域の愛護団体に連絡してみる:まずは情報を集めて、今いる猫の状況を知るだけでも立派な一歩。
  • 預かりボランティアを検討する:数日だけ猫を預かってケアする制度。長期の責任は重いけど、短期間ならできるかも。
  • SNSで活動を応援する:情報の拡散も大きな力。“見たよ、応援してるよ”という意思表示が励みになるそうですよ。

じつは、有名人も動いてます

最近では、モデルのローラさんが動物保護活動に力を入れているのをご存知でしょうか?彼女の発信で、動物福祉の関心が若い世代にも広がっています。

また、いくつかの自治体の首長さんたちも、地域猫の条例化に踏み切るなど、公的な動きも加速中。ちょっとした話題が、社会の動きを変えることもあるんですね。


やっぱり、課題は山積み…でも!

もちろん理想だけでは続きません。

  • 資金の問題:手術にも人件費にもコストはかかります。
  • 住民の理解度:猫が苦手な人がいるのも事実。説明不足が誤解を招くことも。
  • 継続の仕組みづくり:手術後の管理やエサやりルールも大切です。

それでも、松木信賢さんのような現場の力があるからこそ、少しずつ地域は変わっていけるのだと感じます。


まとめ:猫と人、どちらも大事にするために

今回ご紹介した松木信賢さんの活動は、「動物を救う」だけではありません。 それは、**“地域をより暮らしやすくすること”**でもあるのです。

野良猫との距離に悩んだことがある人、猫が好きだけど飼えない人。 そんな方こそ、一度この取り組みに目を向けてみてください。

もしかすると、自分の暮らす町のどこかで、猫たちがあなたを待っているかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました