広島県神石高原町で唯一の味噌蔵「神龍味噌」。一度は廃業寸前となったこの味噌蔵を救い、伝統を受け継いだ門田英章さん・茜さん夫妻の奮闘が、『人生の楽園』で紹介されます。
その継承の舞台裏に迫ります。
日本の伝統食品として親しまれる味噌ですが、時代の変化とともに多くの味噌蔵が閉鎖の危機に直面しています。広島県神石高原町の「神龍味噌」もその例外ではありませんでした。
しかし、元コンニャク農家で働いていた門田英章さんが、この伝統を受け継ぐことを決意しました。
妻・茜さんと共に、木桶を使った昔ながらの味噌作りを守り続けています。本記事では、門田さん夫妻の挑戦や味噌作りの魅力を紐解きます！
神龍味噌の特徴とは？伝統製法についても紹介！
神龍味噌とは？
番組で取り上げられるのは広島県神石高原町で唯一の味噌蔵として知られる「神龍味噌」のことです。
こちらの味噌の特徴は、昔ながらの木桶で熟成させることによって生まれる「甘み」と「深みのある風味」なんです。
一般市場には多くの味噌がありますが、この神龍味噌ならではの魅力は他には感じられない「深みのある風味！」それは何故生まれるのか？
その秘密は木桶内にある酵母や乳酸菌が仕込んだ味噌原料にどんどん移動します、そればかりかこの蔵の壁や柱からも同じように味噌原料に影響して行くそうです。
また、６か月から１年程かけて熟成させる期間に自然の気候、つまり季節がより熟成に作用して天然醸造味噌としての独特の味を生み出すのだそうですよ。
勿論それには発行を促す麹が大切ですが、これも昔ながらの独自の手法を！
それは、「麴ぶた製法」と呼ばれています。
まず、小型の容器（糀ぶた）にお米を小分けにして盛ります。それから室温40°C・湿度80%の蒸し暑い室内で、お米一粒一粒に麹菌をしっかり揉み込みお米にしっかり馴染ませます。
この仕込みは主に寒冷仕込みが重要なんだとか。
伝統製法とこだわり
神龍味噌は、国産大豆と広島県産の古米を使用し、手塩にかけて作った自家製の米麹によって、木桶でじっくり熟成させることで、深みのある味を実現しています。
なんと添加物不使用（アミノ酸などのいわゆる化学調味料を使用せず）、自然の力だけで作り上げることが門田ご夫妻のこだわりなんです。
昔ながらの製法を守ることの大変さからしか得ることのできない、ほかの味噌には無い「独特の旨味と風味」を持つ、希少な味噌となっているのですね、こだわりあればこそですね！
神龍味噌の継承秘話！夫婦二人三脚での挑戦とは
廃業寸前からの転機
「木樽仕込み」「糀ぶた製法」「天然醸造」の3つの伝統製法を貫く、全国でも1%ほどしか残っていない希少な味噌蔵、そんな蔵の継承のお話とは。
「味噌蔵を継がないか？」そんな一言が、門田英章さんの人生を大きく変えたと言います。
元々コンニャク農家で働いていた門田英章さんが、味噌蔵を引き継ぐことを決意した背景には、この蔵で以前アルバイトをしていた際、当時蔵の２代目だった中平さんが門田英章さんのことを覚えていたからでした。その時から中平さんに見込まれていたんでしょうね！
声を掛けられた門田英章さん（46歳）と茜さん（30歳）、ご夫婦で町の伝統を守りたいという強い思いから味噌蔵の継承を決意されたそうです。
夫婦二人三脚の挑戦
門田英章さん・茜さんご夫妻が継承した神龍味噌の伝統の味を守るために二人三脚で味噌作りの技術を学びました。
最初は兼業で味噌づくりを開始します、中平さんの製法を根気よく学んだんですね～。
そうやって学んで作り上げた味噌は、地元の産直市で販売したとたん即完売したそうです。
それから、今から5年前の2020年11月に正式に事業継承されています。
地元の若手生産者や企業（エブリイ）が、神龍味噌の継承を全面的にサポートして、地域の食文化と伝統を守る取り組みとして高い評価をされているんだとか。
この継承が夫婦の情熱と地域の支援によって73年間続く味噌蔵の明かりを絶やすことなく、次の世代にバトンを繋ぐことが出来た奇跡的なお話となりました。実に素晴らしい挑戦ですよね。
取扱製品は？
○天然生合わせみそ倍麹：1,350円（税込、送料込み）お味噌が無くなるまで毎月30名への抽選販売で当選者のみが購入できます。
・内容量：800g
・保存方法：直射日光を避け冷暗所で保存なんです。
※開封後は冷蔵庫、冷凍庫（容器を移し替えて）にて保管してください。この辺りは普通に扱えます！
・栄養成分表示（100gあたり）：熱量205kal、たんぱく質9.6g、脂質4.5g、炭水化物29.4g、食塩相当量10.6g【推定値】です。
倍麹合わせみそは 米、麦みそのいいとこどりをしてる製品です！
米の甘み、麦の香りがとてもよく お味噌汁にもお料理にも使えます！！
※神龍味噌の味噌は、発酵止めの酒精を使用して無いので、酵母や発酵に関わる菌が生きていて、色が濃く変色することがあったり、表面に白い点々（アミノ酸）が出ることがあります。
※神龍味噌の味噌は、木桶で製造しているため表面に茶色い液体（醤油）が出てくることがありますが旨味成分の為捨てないで使って大丈夫、 品質に問題は無いそうです安心してください！！凄くないですか！醤油が出るんですよ！
その他には500ｇで麦味噌、米味噌、合わせ味噌、の3タイプが販売されいますが現在残念ながらSOLD OUT となっています、人気なんですね。
生産量にも限りが有りますから仕方ないですね、手が掛かる製法を敢えてやっている訳ですからね。私は麦味噌派なんで麦の香りが引き立ちお味噌汁にした時のほっこりとする味。これが絶妙みたいなのでそれを期待込めて発注を試みましたが既に遅しでした！
神龍味噌は代々『麦みそ』が愛されてきた味噌蔵です。つまり売れ筋！！
時代の流れに逆らいながら昔ながらの製法木桶、天然熟成、蓋糀法を用いて手作りで味噌をつくっていますからそりゃ売り切れますよね。また次のチャンスにトライです！
・保存方法：直射日光を避け冷暗所で保存
※開封後は冷蔵庫、冷凍庫にて保管してください。この辺りは普通の取扱いで良いみたいです！
倍麹米みそは
米の甘さが引き立つ逸品になっております！お味噌汁は豚汁がおすすめです！
その他にも製品が開発販売されいますのでこれからが楽しみですね、詳細な情報はこちらにサイト情報を記載いたしますのご覧ください。
蔵元商品の詳細はこちら：https://shiryumiso.thebase.in/items/all
更に新たな販売ルートの開拓にも挑戦しされていますよ。二人が目指す未来の神龍味噌に期待ですね！
その他の購入方法：
ECサイト：つながる 想いのリレー（https://tien-marche.com）
エブリイ（広島・岡山両県を中心に展開するスーパーマーケットでも購入できます。）
楽天市場などからも購入可能ですよ！
神龍味噌蔵の場所：
住所：〒720-1812 広島県神石郡神石高原町油木17973
電話番号：0847-85-25506
アクセス：
福山東ICから車で約60分です。残念ながら駐車場は要確認が必要かと思われます。
その他にも：
神龍味噌では、味噌職人体験イベントも開催されているようで、伝統的な味噌づくりを体験できそうですよ、ご興味があればご確認してみて下さいね。お子さん連れが結構いらっしゃいますよ。
また、味噌以外にも甘酒、塩麴、麴プリンなどの新商品も開発されていますのでサイトをチェックしてみて下さいね。
まとめ
『人生の楽園』で紹介される神龍味噌の継承秘話は、伝統を守ることの大切さを私たちに教えてくれます。
門田さんご夫妻の努力と情熱が生み出す味噌の魅力を、ぜひ番組を通じて感じてみてくださいね。
そして、機会があれば神龍味噌を味わってみてはいかがでしょうか。
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